デキる男のたしなみとして欠かせないのが日焼け止めです。今や美肌や美白は男性も気にかけるポイントの一つ。
紫外線による日焼けはシワをはじめ、くすみやたるみの原因となります。さまざまな種類の日焼け止めの中から、自分に適したタイプを選びましょう。
SPF・PAをチェック
日焼け止めのパッケージには「SPF」「PA」と記載されています。
SPFは紫外線B波「UVB」を防ぐ時間の長さで、数字で表記されているのが特徴です。人によって時間は若干異なりますが、SPF1で約20分UVBをカットすると言われており、この数字が高いほどカットする時間が長くなります。
一方、PAは紫外線A波の「UVA」を防ぐ度合いであり、「PA+」といった表記で表されます。+が多いほどUVAをカットすると言われていますが、SPFは数字、PAは+が多いほど肌に負担がかかるので、それを念頭に置いたうえで選びましょう。
日焼け止めの種類
液体タイプ
日焼け止めのベタベタさが苦手と感じる方は液体タイプを選びましょう。ジェルをはじめ、ローションや乳液タイプがあります。
液体で塗りやすくひんやり感を得られるので、夏の暑い時期におすすめです。サラッとした付け心地なぶん幾分かベタつきが抑えられるので、長時間つけられるのも大きな特徴です。
クリームタイプ
絶対に焼きたくない!という日にはクリームタイプがおすすめです。
クリーム状になっているため、どこの部分に塗ったのか確認しやすいのが利点です。保湿力や防水性がとりわけ高い種類のため、炎天下で長時間過ごすときはもとより、海やプールでも活躍します。
ただし、油分が多いため、液体タイプよりも塗るのに時間がかかるかもしれません。密着率が高いぶん落ちにくいため、しっかりクレンジングを行いましょう。
スプレータイプ
スプレータイプは、肌に直接吹きかけるだけで塗布できるのが最大のポイントです。
一吹きすれば広範囲に塗れるので、日焼け止めビギナーの方も試しやすいかもしれません。液体タイプやクリームタイプの場合、自分で塗れる範囲が限られますが、スプレータイプであれば手の届かない背中にも吹きかけられます。
ですが、塗りムラができやすいので、吹きかけた後は肌になじませてください。また、屋外で使うと風で周囲に飛び散る可能性があるため、注意して使いましょう。
シートタイプ
外出先でも気軽に利用するなら、シートタイプを選びましょう。
UVカット指数は他の種類の日焼け止めよりも低めですが、汗拭きシート同様、手軽に使えるのが大きな魅力です。手がベタつくことなく少しの時間で塗れるので、出勤前や外勤時などにすぐ利用できます。
また、鞄の中に入れてもかさばらない大きさのため、持ち運びしやすいのも大きなポイント。こまめに拭く必要がありますが、手につけて塗る動作から解放されるのでラクに塗り直しができます。